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セーリング基本ガイドNO.2 基本装備・シューズ(シューズのお手入れ)
Contents
シューズ・ブーツはお手入れすることで美しさを保ち、グッと長持ちします。
ヨットを楽しんだ後は、シューズのお手入れもお忘れなく。
素材(天然皮革・人工皮革・キャンバスなど)によってお手入れ方法は多少異なります。
素材ごとのケア方法をお伝えします。
ヨットを楽しんだ後は、シューズのお手入れもお忘れなく。
素材(天然皮革・人工皮革・キャンバスなど)によってお手入れ方法は多少異なります。
素材ごとのケア方法をお伝えします。
1.キャンバス・人工皮革
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STEP1 ご使用前新品の時、もしくはシーズン始めに防水スプレーをしておくと、汚れが付きにくくなります。
特に白や生成のカラーのシューズにはおすすめです。
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STEP2 汚れ落としクリーナーや中性洗剤で洗ってください。
また、すすぎは清水でしっかりと行ってください。石鹸成分が残っていると黄変の原因となります。 -
STEP3 乾燥乾燥は陰干しで。紫外線は黄変の原因となります。
乾燥時(保管時も)はシューキーパーもしくは丸めた新聞紙(靴下などでくるむとインクの色移りを防げます)を入れると、型崩れを防ぐことができます。
タンブラーやドライヤーでの乾燥はソールが変形・変質してしまいますのでおやめください。
2.天然皮革 -表革-
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STEP1 ご使用前新品の時もしくはシーズン始めに、素材に適した保護剤や防水スプレーをしてください。
意外と忘れがちなこの一手間で、汚れが付きにくく靴が長持ちします。
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STEP2 汚れ落とし柔らかい布で汚れを拭き取ってください。
海水で濡れた後は必ず、また、街履きの場合にも汗の塩分がありますので、清水ですすぎ塩抜きをするか、汚れがひどい場合はクリーナーで汚れを落とします。
使い方はクリーナーによって異なりますので、ご使用の際には注意書きを必ずお確かめ下さい。 -
STEP3 栄養補給天然皮革は人の肌と同じようにスキンケアが必要です。
水分・油分が不足すると革がひび割れを起こします。靴用クリームやミンクオイルは革に必要な栄養分を補給し、革をしっとりとさせる効果があります。水に濡れた後・長期保管前などには必ず「栄養補給」を行ってください。
靴用クリーム・ミンクオイルなどを柔らかい布やブラシなどで均一に塗りこみます。塗りムラや汚れ、ほこりが残っているとシューズにムラができてしまいます。
薄く馴染ませる、を数回繰り返すのが理想的。馴染んだら必要に応じて、乾いた布でつやが出るまで磨きあげてください。 -
STEP4 乾燥乾燥は陰干しで。紫外線は黄変の原因となります。乾燥時(保管時も)はシューキーパーもしくは丸めた新聞紙(靴下などでくるむとインクの色移りを防げます)を入れると、型崩れを防ぐことができます。
タンブラーやドライヤーでの乾燥はソールが変形・変質してしまいますのでおやめください。
3.天然皮革 -起毛革-
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STEP1 ご使用前表革の場合と同じく、新品の時もしくはシーズン始めに、起毛革専用の保護剤(スプレーなど)をしてください。
素材を保護し汚れが付きにくくなります。
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STEP2 汚れ落とし軽い汚れなどの場合は、真鍮ブラシなどの専用ブラシでブラッシングし、毛の奥の埃や汚れを落としてください。毛が潰れてしまってテカリがある場合も、ブラシで毛を起こすようにブラッシングします。
汚れがひどい場合や白く潮が吹いてしまった場合は、起毛革に対応したクリーナーで汚れを落とします。使い方はクリーナーによって異なりますので、ご使用の際には注意書きを必ずお確かめ下さい。
起毛革は濡らしてはいけないと言われますが、革の栄養分が抜けやすい為です。次のステップ「栄養補給」を怠らなければ大丈夫です。汚れてしまったら洗ってしまいましょう。 -
STEP3 栄養補給表革と同じく起毛革も天然皮革ですので、スキンケアが必要です。
栄養補給と防水効果の双方の効果がある起毛革専用の保護剤(スプレーなど)をご使用ください。
防水スプレーだけでは乾燥が進んでしまいます。 -
STEP4 乾燥乾燥は陰干しで。日向で乾かすと乾燥が進みすぎてしまいます。
また、紫外線は黄変や色抜けの原因となります。
乾燥時(保管時も)はシューキーパーもしくは丸めた新聞紙(靴下などでくるむとインクの色移りを防げます)を入れると、型崩れを防ぐことができます。
タンブラーやドライヤーでの乾燥はソールが変形・変質してしまいますのでおやめください。
4.ラバーブーツ
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STEP1 ご使用前ラバーは水を通さない素材ですので、防水スプレーなどは必要ありません。
ただし、少しでも長くお使いになりたいという方には、硬化の進行を抑えるラバー専用の保護剤(市販されています)をお使いください。
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STEP2 汚れ落としラバー素材には汚れは浸透しにくいので、軽い汚れであれば拭き取る、もしくは水洗いします。
汚れがこびりついてしまう、色移りしてしまう前にこまめに洗いましょう。
少しでも長くお使いになりたいという方は、硬化の進行を抑えるラバー専用の保護剤をお使いください。 -
STEP3 乾燥・保管ラバー素材は、紫外線、酸化などで経年劣化し、黄ばみや硬化ひび割れが起こります。 日光を避け日陰で風通しのよいところで乾燥・保管してください。
車の中やトランク、船のキャビンなど温度変化の大きいところへ置きっぱなしにしておくと、劣化の進行は早まってしまいます。また、折れ曲がった状態の保管では、折れた部分から劣化が進行し、寝かせた状態での長期保存は、変形の原因となります。
ブーツキーパーや紙筒などを入れて、曲がらないような状態で立てて保管してください。
最後に、お手入れの際は、普段見ない部分=「ソール」も必ずチェックしましょう。
しっかりメンテナンスしていても、靴は時間とともに経年劣化していきます。
溝が浅くなってきた、ヒビやはがれが発生したなどありましたら、シューズの買い替え時です。
しっかりメンテナンスしていても、靴は時間とともに経年劣化していきます。
溝が浅くなってきた、ヒビやはがれが発生したなどありましたら、シューズの買い替え時です。