インストラクターコラム シューズ選びとメンテナンス
KISヨットスクール新西宮インストラクターの米谷です。
今回は「シューズ選びとメンテナンス」と題して、経験も踏まえてお伝えします。
セーリングクルーザー
足の指先を保護していないサンダルは、足をぶつけて怪我をする可能性が高くなりますので、初心者の方はやめておきましょう。
一般的に「デッキシューズ」といわれているシューズを選べば問題ないです。
デッキシューズは濡れたデッキの上でもグリップするアウトソールを採用しているので、滑りにくくなっています。
モカシンとスニーカーの大きく2種類のタイプがありますが、レースなどで船上をよく動き回る場合には、ホールド感のあるスニーカータイプ、ゆったりクルージングであればお好みでどちらでもといった選び方になるでしょうか。
デッキシューズでない場合は、アウトソールが白色のシューズにしましょう。
アウトソールが白以外の色付きのシューズは、セーリングクルーザーのデッキに色移りしてしまうことがありますので、アウトソールに「NON-MARKING」の記載がないシューズは避けてください。
海水で濡れた場合には、清水でよく洗って、陰干しが基本です。
革の場合には、洗って乾かした後に保湿クリームなどで革の手入れも行えば、なお良しです。
ディンギー
濡れる前提ですので、ウェット素材などで作られているシューズがオススメです。
フットベルトを使ってハイクアウトを行う場合には、くるぶしより上まであるブーツタイプ
トラピーズハーネスを着用してハイクアウトを行う420級や470級などのクルーの場合には、くるぶしまでのシューズタイプ
が良いかと思います。
サンダルはすぐに脱げる、沈すると紛失する可能性が高く、素足はスロープで怪我をする可能性が高くなりますので、初心者の方はやめておきましょう。
使用後はとにかく、清水でしっかり洗うようにしましょう。
潮抜きをしっかりしておかないと臭くなって、次に履くとき後悔することになります。
ということで、シューズ選びと一般的なメンテナンスでした。
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